ニュースレターについて竹蔵の手紙に学ぶ2つのこととは?
『とと姉ちゃん』は、2016年度上半期に放映されたNHKの朝の連続テレビドラマです。
主人公は『とと姉ちゃん』こと小橋常子。その他の主な登場人物は、常子の両親・竹蔵(故人)と君子、妹の鞠子(まりこ)と美子(よしこ)、そして常子の祖母(君子の母)・青柳滝子です。
竹蔵は、自分と君子との結婚後、君子と滝子が絶縁状態にあるのを気に病んでいました。
竹蔵は、二人に仲直りをして欲しいとの思いから、滝子に手紙を送ることにしました。名付けて『小橋家通信』。
書くことは家族の些細な日常。創刊号は生まれたばかりの常子のことでした。
竹蔵はそれ以来、結核で亡くなるまでの15年間毎月滝子に手紙を出し続けたといいます。
『小橋家通信』の第一号は次のような書き出しで始まります。
「拝啓 お母様 先日は急な訪問大変申し訳ございませんでした。
今回お送りするこの手紙ですが手紙というほどのものではございませんのでお返事は不要です。一方的に小橋家通信としてこちらから様子をお送りします。もしご興味がございましたらお読み下さい。
さて、小橋家通信第一号としては我が家に生まれたばかりの長女常子の事をお伝え致します」。
滝子は、その『小橋家通信』を読むことにより、まだ会ったことのない孫娘たちのことをよく知るようになっていき、君子のことも認めるようになりました。滝子は、『小橋家通信』を大切に大切に保管していました。
滝子が三人の孫娘たちに初めて会った時、その好みをよく知っていて、孫娘たちはそのことが不思議でした。
『小橋家通信』はまさにニュースレターです。
この話から分かることが二つあります。
一つは、あなたがニュースレターに書くべきこと。もう一つは、あなたがニュースレターを出し続けることにより得るもの。
1.ニュースレターに書くべきことは、あなた自身やスタッフのことです。日々の出来事や趣味のことなどを書きます。お客様にあなた自身やスタッフのことをよく知ってもらうためです。
2.ニュースレターを出し続けると、お客様にとってあなたやスタッフのことが身近に感じられるようになります。
親近感を感じてくれるようになったお客様は、あなたの元を離れて他の店に行こうとは思わなくなるでしょう。他と価格で比較しなくなるでしょう。
お客様はあなたの店(会社)を繰り返し利用してくれるようになるので、あなたは集客の悩みから解放され、ひいては売上が安定します。
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